Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

たびにっき

函館からの帰路

帰りのフライトは12時過ぎ、ゆっくり定宿を出て空港に向かうのだが、寄り道をする時間は十分にある。できれば最後まで函館を満喫したいので、朝食兼昼食はいつもの「三色丼」を食べようと、函館朝市に行った。朝市を抜けていくとき、巨体の人たちがいる。ど…

ハロウィンの季節

ワシントンDC行きのフライトで、「Hawaii Five-O」を見た。テーマはハロウィン、ポルターガイストとカルト集団だった。ダニー刑事の娘グレースが、すっかり大人になっていてびっくりした。そう、もうこのシリーズも7年目。8歳で始めたとしても、14歳になっ…

帰路はせめて和食

今年4度目のワシントンDC詣でも終わり、あとは長いフライトに乗るばかり。ホテル最寄りのマクファーソン広場駅まで徒歩3分くらい。いつものように地下鉄と空港バスを乗り継いでダレス国際空港に着いた。チェックインして保安検査場に向かう。少し早めに来た…

観光都市の路面電車

京都という街へは、あまり行ったことがない。純粋な観光も、大学卒業以降記憶がない。仕事でも縁がなく、この10年でも2度、それも京都大学でのイベントに参加しただけだ。新幹線で京都駅についてどうしたかというと、向かったのは地下鉄。大学キャンパスま…

STAR WARSのフライト

短いブリュッセル滞在を終えて、中央駅から空港に向かった。ちょうど退勤時の混み合う時間帯で、中央駅のプラットフォームは人であふれていた。軽量化しているとはいえ荷物を持って、言葉(ワロン語もフラマン語)も分からない東洋人には不安が大きい。ブリ…

空飛ぶ巨大ウミガメ

青い日系航空会社が、今年5月からホノルル路線に世界最大の旅客機エアバスA380を就航させる。今月その初号機引き渡しが、フランスのトゥールーズで行われるとの報道があった。 https://www.aviationwire.jp/archives/168350 「フライング・ホヌ」(ホヌとは…

亀田支所周辺(後編)

函館市街中心部に向かって流れている川の一つが「亀田川」、この川は多くの地域を経て漁火通りで津軽海峡に注ぐ。だから、街のそこかしこに「亀田」と名の付いたところがある。この交差点の付近も亀田というところで、交差点の西に中央のものよりはやや小ぶ…

亀田支所周辺(前編)

天然の良港として栄え始めた函館という街は、青函連絡船という大動脈の発着点として栄華を迎え、連絡船の廃止と共に衰退に向かった。いまでもフェリーは残っているが連絡船が無くなると、海に張り出した市の中心部の形状は面白くないものになった。函館駅か…

一味違う機内食

ウィーンから帰って来たのも束の間、ほとんど衣類を入れ替えただけのカバンを転がしてまた羽田空港にやってきた。ウィーン出張も往路は羽田発だったが、帰路はブリュッセルに寄ったので成田着になった。東京より西のエリアに住んでいる者にとって、成田の不…

ドナウの中州にて

ホテルからドナウ運河の方に2分も歩けば、旧市街北の主要駅「Schwedenplatz駅」に出ることができる。ここにはトラムの駅、バス停、船着き場があり、地下に入れば2本のUバーンが走っている。そのうちの1号線に乗れば、今回の会議場「Austria Center」まで…

プレミアム・エコノミーのお酒

今回のバンクーバー旅行、ちょっと贅沢してプレミアム・エコノミーにしてみた。このフライトでは、2-3-2配置で2列しかなく合計14席。往復とも半分くらいの入りだった。飛行時間は往路が8時間、復路が9時間ほどだから、ヨーロッパ便よりはずいぶん短…

機内座席のモニターが無くなる?

アメリカン航空は、新規に導入する737型機(737マックス)の座席モニター画面を廃止することにしたようだ。http://www.cnn.co.jp/business/35095584.html?google_editors_picks=true これはまさに時代の流れ。乗客の多くが、スマートフォンやタブレットを持…

チャーハン・レート

海外で「孤独のグルメ」をしなくてはならない機会は、時々ある。夕方現地に着いたとき、ふと誰とも付き合う必要ない昼食時など、それは不定期にやってくる。野田岩・なだ万などの高級店から、吉野家・壱番屋・マクドナルドなど軽食店まで、日本でなじみのお…

ハワイは越えたけれど

沖縄への観光客数はどんどん伸び、とうとう年間でハワイを抜いたという記事があった。現に僕ら夫婦も、今年は定宿「ムーンオーシャン宜野湾」の予約をとることができなかった。で、今年はベイスターズのキャンプには寄れず仕舞い。東南アジアとの航空路線が…

生活費の高い10の都市

エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の題記の調査結果がでた。調査の名称は「2017年世界生活費調査」というらしい。いろいろなことを調べているものだとは思う。年毎で変動要因になるのは、為替だと思う。調査期間はやや円高だったので、東京・…

自転車が目立たない

今回DCの街を歩いていて、それほどクルマの渋滞は多くないなという印象を持った。相変わらずダレス空港とDC中心部を結ぶ高速道路の渋滞は目立つものの、中心街の交通量は減ったように思う。ひとつの要因は、個人向け軽車両の増加だ。10年ほど前パリで最初に…

DC、春夏秋冬

今年は1月、4月、7月にワシントンDCへの出張があり、綺麗に3カ月おきだななどと呑気なことを考えていたら、10月にもそれがやってきた。見事に、冬、春、夏と秋である。今回の訪問先は2つ、ホワイトハウスに近い全米商工会と、国務省に近いジョージ・…

ブリュッセルでもイタリアン

さてベルギーから帰国の日、フライトは夜9時近くである。チェックアウト後、現地事務所の人と昼食に出かけた。さて、何にするか?おひとり様ではないが「孤独のグルメ」っぽいシーンである。昨年オランダのハーグでの似たようなシチュエーションでは、中華…

「人が替わる」シーン

今回ブリュッセルへの出張、せっかく12時間のフライトでいくのだからということで、メインの会合のほかいくつかの会議を企画してもらった。公式会合では同時通訳がつくことが多い。個別団体・企業への訪問では、逐語通訳の人を現地で雇うこともある。仮に出…

NICOLAS

パリの楽しみの(おそらく)最大のものは、フランスワインを味わうことだろう。レストランに通うとなると、お財布が心配。カフェあたりでグラスワインを傾けるのもいいが、もっと本格的に飲みたい。ミニキッチン付きアパルトマン派の僕たちにはやっぱり家の…

フランクフルト中央駅

フランクフルトの旧市街「インネンシュタット」から300mほど西にあるのが、中央駅。地上に長距離鉄道のターミナルがあり、ここで行き止まりになっている。このような構造はいろいろな街であるのだが、中心地の中までは鉄道を乗り入れさせない形だ。 鉄道が…

ハノーファーのスーパー

今回のハノーファーのホテルは、中心地からトラムで30分弱の郊外にある。大きな大学病院の敷地に隣接していて、2つのトラムの駅から各々徒歩10分くらいの距離だ。そのうちのひとつの駅の名前が、「Roderbruchmarkt」。マルクトとは市場の事だから、昔から市…

SPARGEL

20余年前ドイツ人と仕事をする羽目になり、初めて渡独したのは4月もまだ早いころ。緯度としてはサハリンくらいのところなのだが、桜咲く日本よりやや寒い程度の気候にほっとした。よくわけのわからない会議を終えて、ディナーに行こうということになった。…

EURO2016、ドイツ散る

ずいぶん長く戦うものだと思う。3週間前ドイツにいて、EURO2016 の予選で盛り上がった街を興味を持って見つめていた。時まさに "Brexit" の行方を世界が固唾を呑んでみつめていたのに、そこでは三色旗一辺倒。試合があった日(というかその翌朝)は、フーリ…

トルコ風オムレツ

帰りのフライトは1220だから900にホテルを出て行けば間に合うのだが、天候が宜しくない。800過ぎには雨が降り出すとの予報なので、早めに出ることにした。「Foggy Bottom」駅までは2.5ブロック、なんとか降られないで駅に着いた。 空港近くの地下鉄終点まで…

ANA Suite Lounge

また朝早く起きて800の成田エクスプレスに乗り、はるばる成田空港までやってきた。今回の目的地はワシントンDC、会合の場所は「Foggy Bottom」こと米国の国務省である。国務省の建物は地下鉄「Foggy Bottom」駅から南へ4ブロックほどの位置にある。ただ口…

ガラガラのフライト

今回のヨーロッパ出張、ブリュッセルとロンドンの2カ所を弾丸で廻る日程である。ブリュッセルへは青い日系航空会社の直行便が便利。羽田発ならもっと良かったのにと思いながら、成田エクスプレス(東京駅8時発)に乗った。 ブリュッセルの国際会議には、海…

最後尾の座席で14時間

さて大仰な日米の会議が終わり、翌日は帰路につくことになる。大勢の偉い人が渡米しこの日に帰るわけだ。当然、おつきのスタッフの人数も半端ではない。しかし、ワシントンDCという街、日本への直行便は青い日系会社の1本しかない。市街中心部から1時間近…

トルコ航空のラウンジ

ホテルをチェックアウトして、いつものように地下鉄に乗る。シルバーラインの終点「Wiehle-Reston East」駅まで、中心街からは40分ほど。そこから「Washington Flyer」という連絡バスに乗ってダレス国際空港まで行く。この地下鉄路線、以前から空港までの計…

Capital Hilton

今回のワシントンDCの出張、以前紹介した「日米連携」を議論する大げさな会議への参加が目的。ただこれを機会に、日本大使館でのイベントや日米交流の記念式典などへの顔を出す予定があり、けっこう忙しいスケジュールである。大きな差はないのだが、会合に…