今回のワシントンDCの出張、以前紹介した「日米連携」を議論する大げさな会議への参加が目的。ただこれを機会に、日本大使館でのイベントや日米交流の記念式典などへの顔を出す予定があり、けっこう忙しいスケジュールである。大きな差はないのだが、会合に出席する仲間たちのホテルと近い方がいいと考えて、全米商工会議所に２ブロックの「Capital Hilton」を選んだ。
公式ディナーなどが少なく自由時間があるなら、定宿「Lombardy」がスーパーマーケット「Whole Foods」に近くていいのだが、今回はスーパーに立ちよる暇はあるまい。ダレス空港から、連絡バス（＄５）と地下鉄シルバーライン（＄６）を乗り継いで、McPherson Square駅で下車、所要１時間強。２ブロック歩けば、ホテルまで行ける。今回案内されたのは、２ベッドの少し広めの部屋。まず荷物をほどいて、客室の設備を点検するのは旅行の時と同じだ。
残念ながら、バスローブもスリッパもなし。まあ、行きのフライトで使ったスリッパをバッグに入れて持ってきたので、滞在中はこれで賄える。驚いたのは冷蔵庫もないこと。10年ほど前ここに泊まった時は、ミニキッチンはともかく冷蔵庫はあったのに。ことほどさようにアメリカのホテルは部屋ごとに仕様が異なる。
古いホテルのようで、エレベーターはウェスティングハウス製の時代掛かったもの。ギシギシ言う割には、早く動く。困ったのは、部屋でWiFiが使えなかったこと。ロビーではサクサク快適に使えるので、早朝起き出してロビーでメールを見ていた。確かにロケーションはいいのですが、少し古すぎましたね。多分、今度は別のホテルにするでしょう。
＜初出：2017.11＞
