Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

DC、春夏秋冬

 今年は1月、4月、7月にワシントンDCへの出張があり、綺麗に3カ月おきだななどと呑気なことを考えていたら、10月にもそれがやってきた。見事に、冬、春、夏と秋である。今回の訪問先は2つ、ホワイトハウスに近い全米商工会と、国務省に近いジョージ・ワシントン大学である。

 
 良く知っているエリアなので、フライト・ホテルは簡単に決めた。フライトは往復青い日系航空会社の直行便とし、ホテルは前回外資系の友人の勧めで泊まっていい印象を持った、フランス系のソフィテルにした。全米商工会までは2ブロックばかり、ジョージ・ワシントン大学までは徒歩10分強、地下鉄で2駅の距離だ。
 
 成田発午前11時、ラウンジで軽くブランチ代わりの食事をしてから12時間以上のフライトに乗った。現地時間の午前10時過ぎに着陸。イミグレーションはガラガラで、午後に着くUA便のあふれるようなイミグレ待ち行列とは別の空港のように感じる。
 
 太って横柄そうな入国審査官が、「DCは初めてか?」と聞いた。「今年だけで4回目だ」と答えるとあきれたような顔をした。あとは何も聞かれず、すぐ通過。いつものように、空港から最寄りの地下鉄駅まで高速バスに乗る。バスの走る道路沿いに、地下鉄駅の建築、線路の敷設が徐々に進展していて、あと1~2年でダレス空港に地下鉄乗り入れができるような気もする。

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 地下鉄に乗って約45分、ホテル最寄りのマクファーソン広場駅に着いた。まだ正午だから心配だったが、このホテルはあっさりチェックインさせてくれた。時差13時間、日本では真夜中でフライト中あまり眠れなかったとしても、到着即ベッドのある部屋が用意されているのはありがたい。
 
 荷物をざっと片付けて、買い物ついでの散歩に出た。気温28度、結構蒸し暑く時々黒雲が現れて弱い雨を降らせている。初夏のような風情もあるのだが、そこは秋。枯れ葉も舞っていて、今年訪れた3つの季節とは違ったDCの顔だった。さて明日が本番ですから、軽く食べてゆっくり眠ることにします。
 
<初出:2018.10>