Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

和食三昧

個人で旅行していて、和食の店に入ることはまずない。しかし、出張で出かけるとなるとそうはいかないことがある。先方が「遠路来てくれてご苦労さん、和食が恋しいだろうから」と、連れて行ってくれるのを断るのは難しい。そこで遭遇するのは「なんちゃって…

中華三昧

有名な「インスタントラーメン」の話ではない。そのラーメンには、昔大変お世話になった。塩味が好きで、モヤシ・ネギ・タマゴなど入れて朝食にしたものだが・・・今回はその話ではない。"Great Fire Wall" だけではないが、中国本土の「カベ」は高くなっている…

韓国の若者の就職先

先日ある大学で国際経済を専門にしておられる先生の研究室と、簡単な会議・会食をする機会があった。韓国人や中国人留学生も含めて10名くらいの大学生も一緒だったのだが、皆一様に明るい表情をしている。日本国内の就職事情が、学生から見て好転しているか…

半島統一の暁には

27日、板門店で歴史的な南北首脳会談が行われた。年齢も体重も背景も違う2人が抱き合って笑みをかわすという、想定を超える親密度が印象的だった。文大統領の方は平和原理主義者のような人物なのでこのような行動は理解できるが、金委員長の方は従来のコワ…

支持率という魔物

安倍政権の支持率が少し持ち直し、トランプ政権も「白人至上主義者擁護」疑惑等で打撃を被りながら支持率は意外と下げない。そんな中、密月100日を経て、韓国文大統領が78%という高支持率を維持しているとの報道があった。http://japanese.yonhapnews.co.kr/…

駐韓大使の一時帰国

今日、駐韓大使と釜山総領事が日本に帰国する。一時帰国ということで、召還ではない。召還となれば国交断絶の一歩手前ほどの危機的状況になるところだ。両国間のミゾとなっている慰安婦問題を象徴する「少女像」が、ソウル大使館前の物が撤去されず、釜山の…

不思議な「限韓令」

内憂の頂点にあるような韓国だが、外患の方もたび重なっている。今度は「限韓令」が降ってきた。中国が、メディアから韓国芸能人の締め出しを図ったのがこの指令。内容としては、・韓国の団体の中国内の演出禁止・新規韓国芸能企画会社に対する投資禁止・1…

日韓協定、意外な前進

4年あまり棚上げになっていた「日韓秘密情報保護協定」(GSOMIA)が、韓国政権の急転で締結の運びとなった。この協定は北朝鮮の脅威などに備えるため、日韓両国でお互いの軍事情報を共有しようとしたものである。英文では、General Security of Milit…

支持率5%の政権

韓国の朴大統領の支持率が、ついに5%に達したとの報道があった。急落しているのは当然として、ここまで落ちるとは思わなかった。韓国では金泳三大統領末期に6%を記録したというが、これを下回った。日本では、現在もオリンピックやラグビーワールドカッ…

国政運営力の崩壊

韓国の朴大統領が、窮地に立っているらしい。崔順実というバックの存在が明らかになったからだ。別に後見人や協力者はいてもいいのだが、演説原稿の「手直し」程度の関与ではなく安全保障関連の情報も得ていたというから困ったものだ。やはり大統領だった朴…

スルガ銀行の光と影

女性向けシェアハウス「かぼちゃの馬車」倒産以降、スルガ銀行では続々と不都合な事態が発生している。先日の株主総会は当然大荒れ、非公開なのだが「責任とれ」の怒号が飛んだという話が伝えられている。しばらく前2,500円を越えていた株価が1,000円割れと…

ミスディレクション2題(後編)

つぎはこの記事「偽アカ大量削除、オバマ氏のフォロワー240万人減」というもの。https://www.asahi.com/articles/ASL7G658JL7GUHBI027.html ツィッターがアカウントのうち使われなくなったもの、アクティブでないものを7/11に一斉に整理をした。まあ、ゴミ掃…

ミスディレクション2題(前編)

Web上の記事はどこでも簡単に読めるから、ちょっと時間の空いた時にタイトルだけでもなめておくと役に立つことがある。それゆえに、でもあるのだが少しミスディレクション的な記事も目立つようになってきた。例えるならスポーツ新聞の「xxついに発覚」とめ…

さよなら「棒二森屋」

いまごろ函館はどのくらい寒いのだろうと、この10年ほどよく訪れる街のことを考えている。北海道の中では温暖な地方だから、現地の人にとっては「大したことはない」ということかもしれない。かつては雪のシーズンやクリスマス近くにも行ったことがあるが、…

プレミアム・フライデー

政界・財界共同で推進する「プレミアム・フライデー」が2月24日からスタートする。経団連でも、24日には東京駅近辺でイベントを企画しているらしい。毎月月末の金曜日が15時で仕事を止め、ショッピングや食事、もしくは家庭団欒に時間を使いましょう、とい…

函館市中のスーパーマーケット

函館の滞在は大体4泊、2度のディナーは外食で、あとは景色を眺めながらの家飲みというのが普通だ。自由市場で新鮮なお刺身などを買う以外の物は、付近のスーパーマーケットで賄うことになる。キノコや野菜、ヨーグルトのほか、お酒や氷などを買うのは大三…

三段跳びのi-Phone更新

「紺屋の白袴」と俗にいうように、とかくxxの専門家ぶっていても自分自身はxxの恩恵を受けていないことが多い。かくいうCyber NINJAもその一人で、10年前でも「Nikon F2」「Contax S2」など重いメカニカルカメラを持って旅行に出かけていた。その事実は…

どこでもWiFi

10年ほど前になるが最初に1週間アパルトマンで「暮らす」旅に出ようという時、部屋で馴染みの音楽をかけようとCDを選んだ。現地にプレーヤーがあることは分かっていたのだが、荷物の制限もあるのでお気に入りのCDをたくさん持っていくわけにはいかない。家…

再び核の冷戦時代へ

中距離核戦力(INF)廃棄条約が、とうとう「廃棄」された。米ソ冷戦を終わらせるきっかけとなった象徴的な条約で、当時のレーガン・ゴルバチョフ両首脳が条約にサインした後笑顔で握手するシーンは今も時々ニュース映像に使われている。 ただ当時は画期的で…

共産主義の脅威としての宗教

朝鮮半島は、特に日本が国力をつけてきた近代以降、日中二国の間にあって苛酷な運命を余儀なくされている。第二次世界大戦後も、日本+米国と中国の狭間にあったのだからその状況は現在も続いている。現在の文政権でも、大きく変わりつつある日米中三国の位…

中国版「マーシャルプラン」

米軍の撤退が始まったシリア、かといって内戦状態が収まるわけではない。掃討されたはずのイスラム国勢力(IS)もそれなりに残っているし、アサド政権に批判的(というより敵対的)な市民も多い。欧州諸国にとっては、早く収まってくれないと難民問題で自分…

IMF全廃条約のマルチ化

トランプ先生が、レーガン・ゴルバチョフ間で結ばれた伝説のデタント「中距離核戦力(INF)全廃条約」からの離脱を表明して約半月が経った。表向きはロシアが約束を守っていないという理由だが、これが2国間条約であることから第三国が現われ顕著な脅威とな…

空母戦闘団の実戦能力

いろいろな意味で米中対立は深まっている。トランプ先生の中国に対する「怒り」はもっぱら貿易赤字に対してなのだろうが、これに乗じて伸長著しい中国の経済や国際政治力、軍事力を封じ込めてしまおうとする勢力が動いているようにも思う。 中でも軍事力、中…

役に立たない兵器

中国の海洋進出圧力は止まらない。先ごろ初の国産空母が試験航海に出て、就役も近いと言われている。まあ、みたところウクライナから購入し改装した「遼寧」とよく似ていて、本当に役に立つのか僕は疑問に思っている。20世紀の前半、海の王者は戦艦だった。…

陸棲国家の海洋進出

軍事の研究者の中で定説になっているのが、海洋国家と陸棲国家は両立しないということ。第二次欧州大戦を扱った戦略級ゲームの代表格「Third Reich」は僕の大好きなシミュレーションゲームだが、これをやってみるとその言葉が実感できる。大戦初期、フランス…

「東京」が消えていく

その昔「都銀」というものは、10以上あった。もうその全てを挙げることのできる人も少ないのではないだろうか。今は再三の合併で、3.5行になっている。三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガ銀行とやや小ぶりのりそな銀行である。いずれも複数の銀行が合…

プロ野球団のエキスパンション

デジャヴのような感覚だが、ファッション通販サイトを運営するZOZOTOWNの前澤社長が、プロ野球団を持ちたいとSNS上で名乗りを上げ、にわかに球団再編論が巻き起こっている。この記事にあるように、日本のプロ野球は、長くセントラル&パシフィックリーグ各6…

いつか来た道(安倍政権)

いわゆる「もり・かけ」問題が下火、というか耳にしなくなったと思ったら、「賃金に関する勤労統計調査不正」問題が持ち上がった。これは民主党政権時代も含めてだが、長期にわたり全数調査すべきところをサンプル調査にし、近年になってシステムを改修して…

最強官邸のアキレス腱

とうとう政局になってしまった。「内閣人事院」を作り高級官僚の人事を握った官邸は、政界念願の官僚主導からの脱却に成功したように見えた。「官邸に楯突くと次のポストはない」ということが、かなり露骨に徹底されていた。しかしこのまま大人しく引き下が…

厚生労働省は鬼門?

「働き方改革」関連法案の審議で、国会が事実上空転している。「このいいかげんな法案を撤回しない限り予算審議などに応じない」姿勢の野党も大人気ないが、出せば出すほどデータの信憑性が疑われる政府も情けない。野党の姿勢は(是非はともかく)予想され…