Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

いつか来た道(半導体産業)

国際的に孤立が深まっている韓国、仲良くしてくれそうなのは半島の付け根の国くらい。国内政治も、文政権の支持率低下が示すように不安定化している。支持率低下の主な原因は、経済問題だ。最低賃金引上げがマイナスに作用し、中小企業100万社倒産、1,000万…

南太平洋海戦

先日「鉄底海峡」で帝国海軍戦艦「比叡」を発見した故ポール・アレン氏のチームだが、やっぱり探していた「大物」は米軍艦艇だった。今度は1942年10月、サンタクルーズ沖に沈んだ空母「ホーネット」を5,000mの海底で発見したとの報道があった。 https://nla…

ワンコインランチ(ミニ丼セット:ゆで太郎)

オフィスや出先(霞ヶ関や大手町)周辺にみあたらないので、いいなと思ってはいても利用することの少ないのが「ゆで太郎」。今回川崎に用があり、以前紹介した「大阪王将」の向かいにある店に初めて入った。1年前に五反田で食べてから、ほぼ1年経っている…

ワンコインランチ(肉富士そば)

海外出張が前の2ヵ月で3回、全部ヨーロッパだった。ついでにスペイン旅行まで行ったものだから、渡航ということでは2回/月のペースである。どうしても和食からは遠くなるので、日本にいる間のランチはなるべく丼か蕎麦で済ませたい。 そう思って今日は東…

亀田支所周辺(後編)

函館市街中心部に向かって流れている川の一つが「亀田川」、この川は多くの地域を経て漁火通りで津軽海峡に注ぐ。だから、街のそこかしこに「亀田」と名の付いたところがある。この交差点の付近も亀田というところで、交差点の西に中央のものよりはやや小ぶ…

亀田支所周辺(前編)

天然の良港として栄え始めた函館という街は、青函連絡船という大動脈の発着点として栄華を迎え、連絡船の廃止と共に衰退に向かった。いまでもフェリーは残っているが連絡船が無くなると、海に張り出した市の中心部の形状は面白くないものになった。函館駅か…

日高屋の「中華そば」

吉野家ホールディングスが赤字を計上するなど、外食産業の苦境が目立ってきた。食材の相当量は輸入だから、長期化する円安がボディブローで効いてきているし、人手不足による人件費高騰でコストアップが痛い。一方売り上げの方は、過当競争で値上げが難しく…

医療はユニバーサルサービスか?

政府の「働き方改革」という方針は間違っていない。ただその実施にあたっては、いくつか解決しなくてはいけない問題がある。 ・生産性を維持したうえで、どうやって労働時間を減らすか。 ・残業手当が生活費に組み込まれてしまっている人の生活を、どう維持…

アメリカにとっての「シリア」

南米の産油国ベネズエラが揺れている。独裁色が強く評判の良くない現職大統領に対し、暫定大統領を名乗る人物も現れた。トランプ政権は暫定大統領を支持し、これにはヨーロッパ諸国も賛同した。一方ロシアは現職を支持、中国もロシアほど積極的ではないにし…

危険な外食

先月の複数の海外出張では、思わぬ利得もあった。もう週刊誌というものを買わなくなって久しい(たぶん30年くらい・・・)のだが、ラウンジや機中では読むことがある。先月は某誌に「危険な外食」特集が何度かあり、そのうちの2つほどを読むことができたのだ。…

長期政権ゆえの株高か、逆か?

高橋洋一教授は、元財務官僚。東大の理学部数学科と経済学部経済学科両方の卒業生で、理系文系両方のエクスパティーズを持つダブルメジャー人材の草分けのような人だ。小泉内閣で竹中経済財政担当大臣の補佐官を努めた後、第一次安倍内閣の内閣参事官を最後…

それでも「てんやの日」

丸の内北口ガード下は、僕のよく行くランチの店が並んでいる。この一角にある「てんや」については何度か取り上げているし、この記事で「てんやの日」の「サンキュー天丼」のことも紹介した。 当時は500円だった普通の天丼が今や540円、消費税分の値上げとは…

ボリュームランチ(皿うどん)

オフィスに近いからという理由で、時々行くのが丸の内北口のガード下の「みろくや」。ここの売り物は、長崎ちゃんぽんと皿うどん。他にも炒飯や中華丼など、ちゃんぽんなどと同じような具材・調理法を使えるメニューが並んでいる。 まずまず美味しいのだが、…

ワンコインランチ(大手町・魚力)

少し暖かくなってきたから助かるのだが、暖冬と言われながら時々強烈な寒波がやってくる冬だった。丸の内のオフィスと大手町(主に経団連会館)を往復するのに、大手町ビルの地下を通るルートには何度もお世話になった。東京メトロ丸ノ内線に直結、半蔵門線…

IMFに頼れない国

韓国の経済が良くないという話は、何度か紹介している。米中貿易戦争の余波もあるし、内政の失敗もあるだろう。主力の半導体産業も中国企業の追い上げで苦しくなっている。韓国内ではかつてIMFの支援を受けていた時代を思い出し始めているとも聞いた。 もう2…

ボリュームランチ(ささみカツ定食)

前の休日に茅ヶ崎の「松乃屋」で、「今だけ・ここだけ・貴方だけ」のサービス品であるカツカレーとポテトサラダのセットを食べた。もちろん美味しかったのだが、食券を買ってしまってから他にもサービスメニューがあることが分かった。それが、昔懐かしい鶏…

一味違う機内食

ウィーンから帰って来たのも束の間、ほとんど衣類を入れ替えただけのカバンを転がしてまた羽田空港にやってきた。ウィーン出張も往路は羽田発だったが、帰路はブリュッセルに寄ったので成田着になった。東京より西のエリアに住んでいる者にとって、成田の不…

ダボスの夕暮れ(後編)

僕自身は、当然だがダボス会議にはご縁がない。一度だけジュネーブの世界経済フォーラム本部を訪問し、その景色の良さを実感したくらいだ。12月だったのでずいぶん寒かった記憶がある。スイスの寒村ダボスで1月に開催されるこの会議、とっても寒いだろうと…

ダボスの夕暮れ(前編)

いろいろ聞こえてくる情報を総合すると、世界経済フォーラム(WEF)のダボス会議は、今年は不調に終わったらしい。トランプ先生はもちろんのこと、メルケル・マクロンという独仏の首脳が出席できなかったのがこれを象徴している。ダボス会議の目標はひとつの…

ワンコインランチ(秋盛り天丼:小諸そば)

9月末に「小諸そば」でもり蕎麦を食べたら、期間限定50円割引券をくれた。シーズンもののキャンペーンによくある手法だが、NINJAなどを「食べてみようか」という気にさせるには十分である。今回のシーズンものは、秋盛り天ぷら。 割引対象品は、秋盛り天ぷ…

機動力こそ戦力(帝国海軍)

1942年、アイアンボトム・サウンド(鉄底海峡)と呼ばれたソロモン諸島のガダルカナル沖では日米両海軍の死闘が繰り広げられた。1942年後半は両軍の戦力が拮抗していた唯一の時期で、それ以前では米国海軍が劣勢、それ以後では日本海軍が劣勢で一方的な戦闘…

機動力こそ戦力(ドレッドノート級)

太平洋戦争開戦直後、日本海軍の新鋭機「零式艦上戦闘機」は、フィリピン・インドネシア・インドシナ半島一帯を暴れまわった。日中戦争で経験を積んだベテラン操縦士も多かったし、速度も武装もこれまでの戦闘機とは一線を画すものだったから、事実上無敵と…

禁酒日のディナー(番外地)

この日は昼食が遅かった。会議の時間が僕の思うようにいかないのは仕方ないのだが、場所が23区内のあちらこちらに飛び散っているのが問題である。今日は東京じゅうを飛び回り丸の内で解放されたのは、午後8時近かった。禁酒日でもあり、東京駅周辺で夕食に…

ワンコインランチ(信州そば・本陣)

今日は午前中、都庁の南にある政府関係の機関を訪問した帰り、ちょっと新宿周辺のBook-offに寄っていく気になった。JR新宿駅南口の空港バス停前と、新宿三丁目伊勢丹の手前に2軒あって、この順に回っていけば地下鉄丸ノ内線新宿三丁目駅から乗って午後の目…

人件費と言う重圧

今月、吉野家ホールディングスの株価が急落した。1日で100円あまり下がったこともある。原因はもちろん業績不振で、赤字幅が拡大したことによる。決算を見ると、売り上げは伸びているのだがそれ以上に経費が膨らんでいる。特に重いのは人件費だ。 韓国文政…

いつか来た道(中国共産党政権)

今年の最大の問題が米中対立にあることは、おそらく疑う余地は無いだろう。特にG20の議長国である日本、B20の取りまとめ役となる産業界にとっては大きな試練とも言える。デジタル経済の視点で見ている僕たちからすると、とても巨大になったけれど、全く異質…

T7やT20の意味するもの

来年6月には、日本で「G20」が開催される。日本はすでに議長国としての役割を果たすことになっていて、6月末のサミットまでいろいろなことをしなくてはいけない。Gは政府間の会合だが、これと並行して「B20」という産業界の会合もある。Gに産業界…

火のないところに煙は立たず

多くの識者やメディアが、第二次世界大戦後で今の日韓関係は最悪だと伝えている。慰安婦問題の蒸し返し、徴用工問題の司法判断、自衛隊哨戒機への射撃レーダー照射やその後の言い訳など、「一昔前なら戦争になっている」と思う人も多いようだ。昨年末、日本…

「松屋」で朝ご飯

今日は朝早くからのイベントで、田町駅までやってきた。イベントの場所は、慶應義塾大学の三田キャンパス。朝9時からパネルディスカッションというのだが、こんなに早く人が集まるのだろうかと疑問に思う。準備の関係があって集合は8時半、自宅で朝食をと…

ドナウの中州にて

ホテルからドナウ運河の方に2分も歩けば、旧市街北の主要駅「Schwedenplatz駅」に出ることができる。ここにはトラムの駅、バス停、船着き場があり、地下に入れば2本のUバーンが走っている。そのうちの1号線に乗れば、今回の会議場「Austria Center」まで…