Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

禁酒日のディナー(番外地)

 この日は昼食が遅かった。会議の時間が僕の思うようにいかないのは仕方ないのだが、場所が23区内のあちらこちらに飛び散っているのが問題である。今日は東京じゅうを飛び回り丸の内で解放されたのは、午後8時近かった。禁酒日でもあり、東京駅周辺で夕食にしようと思う。

 
 丸の内側の各店舗には申し訳ないけれど新味がないので、八重洲側に抜けていった。そこで久しぶりに見かけたのが「旭川ラーメン・番外地」というお店。番外地と言えば、有名な映画「網走番外地」を思い出すが、旭川に番外地があるのかどうかはわからない。ただこのお店の(旭川)醤油ラーメンは、美味しかったなという記憶はある。1年ほど前に紹介した「遊亀亭」というラーメン屋も、同じ八重洲地下街にある。
 

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 この2店同じ看板メニューを掲げながら、場所が北と南に分かれていることから競合しているわけではなさそうだ。今夜はこちら「番外地」に入ってみようと思う。「遊亀亭」は食券自販機式だが、こちらは入り口で食券を買う方式。塩ラーメンと小炒飯のセット(830円)を選んだ。

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 バター・コーンにしなかったのは、カロリーを気にしたから。それくらいなら好物の炒飯を少しでも食べたいと思った。地下街はもうドリンクタイムなのだろう、ラーメン屋の客は多くない。昼時混み合っていると、4人テーブルが結構狭いので4人の丼がぶつかり合いそうなくらいだが、この状態ならゆっくりできそうだ。じきに小炒飯が運ばれてきたが、ラーメンと一緒に食べたいのでしばし待つ。炒飯は作り置きのものだろうが、プリン様の形状にきっちり仕上げてある。
 
 ラーメンにはメンマ少々、チャーシューが1枚、モヤシと刻みネギが乗っている。スープの塩味はやや濃いめ、これで炒飯を食べるのがよろしい。炒飯にはチャーシューやメンマ、ネギなどラーメンの具と同じようなものが細かく刻んで炊き込まれている。麺は中太のちぢれ麺、歯ごたえ良くスープがからむ。
 
 結構なボリュームでしたが、スープの最後まで美味しくいただきました。昼時に前を通りかかってもいつも混み合っているこのお店、またよらせてもらいましょう。
 
<初出:2019.3>