先月の複数の海外出張では、思わぬ利得もあった。もう週刊誌というものを買わなくなって久しい(たぶん30年くらい・・・)のだが、ラウンジや機中では読むことがある。先月は某誌に「危険な外食」特集が何度かあり、そのうちの2つほどを読むことができたのだ。
まあ僕の通うような店は特集のうちの1/4くらいしか取り上げられていないのだが、それでもいくつか参考になる店の情報があった。
・某カレーチェーンのメニューはカロリーが多い、一食1,500kcal超えのものもある。
・某うどんチェーンの280円うどん、食塩が5g(成人の一日必要量)を超えている。
・健康をうたう定食チェーン、意外にも食塩量が総じて多い。
もはや老境に入りつつあるNINJAとしては、気を付けないといけないところだ。そんな中で、大人しめの数値だったのが、昨今不振を伝えられている「吉野家」チェーン。他の牛丼チェーンより数値が低い。これはいいことを聞いたと、足が遠のいていたこの店に久しぶりに行ってみた。
ここは青山一丁目駅に近い小規模店舗、オーダーしたのは地域/お店限定のセットメニュー「牛丼・とん汁セット」500円なり。そろそろ暖かくなって来たのだが、春は天候が不順で今日は肌寒い。とん汁の暖かさがありがたい。
あるサイトで「吉野家」の裏メニュー(ネギヌキとかつゆだく、もっと意外なものも紹介されていた)を見たのだが、そんなことしなくても、こういうバリエーションで十分味の変化がつけられる。某誌の記事のおかげで再び光を放つようになった(大げさかね?)牛丼、かみしめていただきました。
<初出:2019.4>