オフィスや出先（霞ヶ関や大手町）周辺にみあたらないので、いいなと思ってはいても利用することの少ないのが「ゆで太郎」。今回川崎に用があり、以前紹介した「大阪王将」の向かいにある店に初めて入った。１年前に五反田で食べてから、ほぼ１年経っている。
「挽きたて、打ちたて、ゆでたて」がモットーのこのチェーン、蕎麦へのこだわりは他のチェーンに勝っているが、それより売り物は曜日毎のお得な丼とのセット。昨年はワンコインだったのだが、今回見たら550円に値上がりしていた。ここの値上げも人件費はじめ、経費高騰のゆえだろうか。
楽しみにしていたワンコインランチが幻になってがっかりしたのだが、特別なミニ丼セットは毎日500円だともある。カレー丼、かき揚げ丼、おろし焼きサバ丼の３つ。最初の２つはありきたりなので、おろし焼きサバ丼のセットを食べることにした。
昼時を少し回っているからか、少し駅から離れたところだからか、結構広い40席以上ある店内に客はまばら。それでも３～４分待たされて、出してくれたのがこれ。大根おろしはちゃんと付けてある。しかし焼きサバは多くなく、丼のメインの具材は高菜。それにカイワレ大根が乗っていて、これはこれで美味しそうだ。
ワサビは、スーパーで配っているような小分けにしたものをセルフでもってくる。まず蕎麦から食べ始めたが、新そばだと店内のポスターにあるように香りはいい。もちろんのど越しも。ミニ丼はほぼ「高菜丼」だが、ピリカラで、食欲が出る。
店内ほぐしをしているとある焼きサバはあまり目立たなかったのだが、風味としては感じた。なかなか興味深いワンコインランチで、また見かけたら食べてみることにします。今度は550円の方も食べてみますかね。
＜初出：2019.2＞
