Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

ワンコインランチ(八重洲948)

 八重洲地下街には数々のレストランがあるが、ワンコインランチが食べられるところは10軒はないだろう。すでに何軒は紹介しているが、残り少ない1軒がこの「948」。夜はクシヤという名前のように、串揚げの一杯飲み屋なのだが、ランチタイムはファーストフード的なうどん屋になる。

 
 ここは八重洲地下街の東の端、トンカツ屋やしゃぶしゃぶ屋など重めのレストランが並んでいるが、その隣にこの店がある。ナナメ向かいはハセガワというリカーショップ。ここの品揃えは面白くて、ブランデー、ウイスキーグラッパなどのハードリカーの掘り出し物がある。
 
 とはいえ今日はハードリカーに用はない。お昼ご飯が食べたいだけだ。メニューを見ると、ベースはかけうどんともりうどん、これに揚げ物を中心としたトッピングを加えるのが普通のようだ。右手の入り口で注文してお金を払い、席について待っていると注文したものが届くシステムである。
 
 今回は、もりうどん(330円+税)と野菜かき揚(170円+税)を頼んだのだが、「かき揚売り切れました」とマスターっぽいお兄さんのつれない返事。仕方がないのでトッピングをイカ揚げ(160円+税)にした。これで〆て529円。

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 昼を大分回っていたので客は僕以外に一人だけ。コの字形のカウンターの中にある広めの厨房では2人の若い女性がうどんをゆで、イカを揚げている。その話す言葉、ちょっとイントネーションに違和感がある。「オマタセシマシター」と出してくれた女性の顔を見たら外国人、それもアジア系ではない。恐らくはスラブ系、ロシア人ではないかと思う。
 
 イカは揚げ立て、うどんの歯ごたえも十分でしたから、食事としては満足できた。しかしこんな人種まで八重洲でアルバイトしているのかというのは驚き。あの2人、夜の居酒屋フェイズでも働いているのでしょうかね?
 
<初出:2018.6>