国内で餃子消費量が一番多い都市という調査がある。2010年まで宇都宮市が15年連続首位。不動の王座と思われたが、2011年からは浜松市が連覇。2013年に宇都宮が奪首すれば、2014年から浜松が逆転し連覇と、激しいつばぜり合いを続けている。(まあ、そんな大げさな話でもないが)
今回、浜松餃子を売りにしているお店で「孤独のグルメ」する機会があった。お店の名前は「五味八珍」。分類としては、中華ファミリーレストランだった。浜松の人はファミレスで餃子を日本一食べるのか、とも思ったがそれだけではなかろう。
メニューは、ラーメンや炒飯、餃子はもちろん、酢豚や回鍋肉、鶏唐揚げなどの一品中華料理、これをベースにした定食もある。僕の基準メニューである炒飯は、777円。日高屋などより5割方高い。看板メニューの浜松餃子(12個)にスープとご飯を付けて734円。
円形に盛られた餃子の真ん中には、ゆでたもやしが載っている。スープはタマゴスープだった。餃子もスープも、味はなかなかよろしい。餃子は外はカリッとし、中はふっくらしている。また食べたいというくらいには十分おいしい。宇都宮に負けないように、これからも頑張ってくださいね。
<初出:2016.12>