最近毎日新聞が、(毎日のように)「業務スーパー」の商品を取り上げている。広告記事かと思ったが、そうでもないようだ。例えば、
扱っている調味料を4つ取り上げて、その良さを強調している。「業務スーパー」は商社である神戸物産が展開するプロ向けの小売店舗だが、一般の人ももちろん利用できる。僕たち夫婦が住む街にも中規模の店舗があって、当家の食料供給源の重要な柱になっている。
品揃えというよりは、コストパフォーマンスの高い商品を大量買い付けして並べる方針のようで、びっくりするような価格のものがある。豆腐やこんにゃく、焼きそばの生めんなどは、通常のスーパーの半値以下である。食べてみても、特段差は感じない。乾麺や缶詰も、半値とはいかないがずいぶんお得。冷凍ものの肉も魚も調理済みのものが安く、自宅でフライを揚げる場合に重宝する。
店舗は何かの倉庫をそのまま買った(か借りた)ような、天井の高い造り。入り口に時期のもの(冬なら鍋物の具、夏なら清涼飲料など)が積んであり、豆腐、ハム、チーズなどの冷蔵庫、調味料や乾麺などの加工素材が壁際に、中央に冷凍庫がある。お酒コーナーもあるが、ここはあまり利用しない。
パンやお弁当、大福などはレジの前にあり、おにぎりや弁当はコンビニなどより3割がた安い。コストをぎりぎりまで抑えているようで、レジ袋は有料である。ポイントカードの導入も、つい最近である。コスパの良い商品を提供することに徹している。
僕の株式投資は、「値上がり期待というよりは、使う会社の株式を買う」というものだから、神戸物産の株も購入検討した。しかし割合高い上に、株主優待もないので購入せずじまいです。もうちょっと株価が下がってきたら考えるのですが。
<初出:2018.8>