翌日も朝から会議、午後になってやや英語に耳が慣れてきて聞き取りやすくなった。そろそろ終わりなので、手遅れのような気もするが、よくある話。17:00に会合が終わり、主だった人に挨拶をしてホテルに引き揚げた。昨日のランチは、周りの米国人につられて大きめのサンドイッチを食べ、夕方になってもお腹が空かないという失敗をした。今日は、それに懲りて小さめのサンドイッチで済ませてある。
「たびレジ」に登録しておいたので、外務省からワーニングのメールが届いていた。ミシガン州の空港で警官を刺したヤツがいる。イスラム国がラマダンの終りに当り「クルマでもナイフでも、身近なもので米国人を殺せ」とアナウンスしているらしい。明日は空港まで地下鉄で行くつもりだったが、ホテルのフロントでタクシーを予約した。あえてリスクをとる必要はない。
部屋に戻ってひと眠りするのは、昨日と同じ。やはり21:00に起き上がって、３日目のディナーに出かけた。今夜は、少し多めに飲み食いしたい。まず濃いめのビールであるギネスを注文。つまみとして、カラマリのフリッターも頼む。カラマリとはイカのこと。ワシントンＤＣなどでよく食べるが、ここのはカットが、少し細かすぎるようだ。
さてメインだが、普通のハンバーガーを頼むことにした。最後に牛肉を食べておきたい。すると、焼き方を聞いてきた。ステーキの場合はレアにすることが多いが、ハンバーガーで焼き方を聞かれたことは初めてだし、ちょっと怖いのでミディアムにする。追加の具は要らないかというので、アボカドにした。
シャルドネを１杯追加して待っていると、なかなか分厚いハンバーグがやってきた。アボカドも綺麗に盛られている。例によってキュウリはすっぱすぎたが、肉は美味。焼き方は僕から見ると、ミディアムレアのような感じ。十分歯ごたえもあり、美味しかった。これで約$60。３晩とも、お世話になりました。全般的に、やや大味でしたけどね。
＜初出：2017.7＞
