Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

日本航空のビジネスクラス(往路前編)

 イスラエルから帰って、中1週間で今度はパリへの出張になった。会議の詳細日程がなかなか見えてこなくて困ったが、場所は地下鉄ベルシー駅の側だと言う事だけは比較的早く分かったのでフライト・ホテルは余裕をもって決めることができた。

 
 主会議場はベルシー駅に近い財務省・経済省が入ったビル。10年ほど前にも訪問したことがある。セーヌ川沿いのパリ中心部やや東よりにあり、1駅先に長距離列車の駅であるリヨン駅がある。これはありがたい、というのはパリのメイン空港シャルル・ド=ゴール空港は割合アクセスが不便だからだ。
 
 RERという近郊鉄道が市街中心部と空港を結んでいるのだが、途中治安の悪いエリアを通るので旅行者の評判は良くない。僕は空港と市街の何箇所かを結ぶ直行バスを使うことが多い。その中で、ル・ビュス・ディレクトというモンパルナス駅行きのバスが今回のねらい目である。このバスは、ド=ゴール空港の各所を廻ったのちリヨン駅を経由してモンパルナスへ向かう。
 
 それでホテルは、リヨン駅前のホリディインに決めた。ここからなら、徒歩で会議場に行くことができる。次はフライトをどうするか。通常使ってる青い日系航空会社で行こうとしたのだが、赤い日系航空会社の方が35%ほども安いとの連絡があった。僕の天敵「経理」の顔がちらついて、OKと言った。・・・ということで、おそらく8年ぶりくらいに日本航空に乗ることになった。
 
 同社のビジネスクラスは、長身俳優の阿部寛などが広告しているように、大男でもリラックスできるというのが売り。さて乗ってみると、少しパーティションが高すぎるきらいはあるが、青い方より(ましてやトルコ航空のような開放性からは真逆の)プライバシー性が保たれるような構造になっている。良かったのは、脇にある比較的大きな収納エリア、小さなバッグなら置いおてけるだろう。

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 往路ではローストビーフを前菜に白身魚のソテーを食べたのだが、サービスも気配りもさすがは日系航空会社だと思った。この路線に限定しては、青い方の会社のフライトに比べて羽田発の時間に差はないのに、到着が1時間ほど早いのが嬉しい。
 
<続く>