板門店を突破した北朝鮮の若い亡命者が、５発も銃弾を受けながら回復に向かっているというのは嬉しいニュースだ。体内から30cm級の寄生虫がでてきたそうだが、かの国の栄養・衛生事情はいかほどなのだろうか？とにかく、元気になってもらいたいものだ。先日は、秋田県にかの国のものと思われる漁船が漂着した。乗員８名は無事で、帰国を希望しているという。メディアでは工作船ではないかとか麻薬等の密輸船ではないかと、やや過熱報道がなされているが、僕は純粋に漂流して漂着した漁船だと思う。
小型で旧式のイカ釣り船（イカを誘導するライトが見える）で、これでもかの国では大型の漁船なのだという。もっと大型のものは、燃料不足や整備不足で出航できないという意見もある。漁船というものもほぼ全て軍の所有になっていて、この船も軍の所属、乗員は軍人（軍属？）なのだそうだ。食糧増産の指示を受けて、おそらく日本の排他的経済水域で違法操業していたものが、悪天候のせいか、粗悪な燃料、整備不良のせいかで日本に漂着したものと推定される。
日本海の情勢は、いよいよ急迫してきたと思う。次には漂着した後、かの国に帰りたくない亡命するという漁業従事者が来る。そのうち漁民でない一般人を満載した亡命船がやってくる。さらに武装した難民の群れが上陸してくる。今回の件は、これらの前触れです。海上保安庁や自衛隊、警察は警戒を厳重にしていただきたい。また、保護した人たちをちゃんとケアできる施設も必要ですね。
＜初出：2017.11＞
