４年に一度のサッカーワールドカップ、今回はロシア大会である。連覇を狙うドイツが初戦を落としたり、絶対的エースを擁するポルトガルやアルゼンチン、スペインが引き分けスタートする中、開催国ロシアは２連勝して決勝トーナメント進出を決めた。
メッシを封じて勝ちにも等しい引き分け勝ち点１を得たアイスランドなどは、人口35万人ほど。小田原市とそう違わない規模でありながら、ワールドカップで存在感を示した。実戦前は玄人も素人も好き勝手な予想をする（中にはタコなども予想をするらしい）のだが、当たるも八卦、当たらぬも八卦の類だろう。
そんな中でも「番狂わせ」と言われているのが、日本の初戦勝利。１人多い有利な状況だったとはいえ、南米チームに初めて勝ったアジアチームとなった。ＴＶには「八卦」の人たちが入れ代わり立ち代わり登場、奇跡だ、いや当然だ、あれが良かった、これはまずかったなどと「あと知恵」を披露している。僕は野球ほどにはサッカーを理解していないので、何を言われてもそんなものかと思う程度である。
そんな僕でも、日本代表の勝利によって日本中が湧きたっているのは良くわかる。それを痛感したのが昨日八重洲地下街を歩いた時の事である。丸の内北口から地下街を歩いてきて、八重洲側に抜けたところは、ある意味イベントショップのようなところ。アニメの特集だったり、アンテナショップがテンポラリにお店を出すところ。それが今回はＪＦＡショップが出て、サッカー選手関連グッズを販売していた。
現金なもので、初戦の決勝点を挙げた大迫選手のユニフォームが一番目立つところに掲げてあった。本田選手も、長友選手、香川選手も隅に追いやられている。普通なら人があまり来ない午後３時ころだったのですが、割合はやっていた。さて、次のセネガル戦は日曜日の夜です。これに勝利すれば、このお店ももっとはやるでしょうね。
＜初出：2018.6＞
