機上ではあまり眠れなかった。特に往路は緊張しているせいか、お酒も控えるせいか眠れないことが多い。13時間の時差だからもう日本では深夜である。1330という約束の時間が来たのでホテルに戻った。今回のお部屋は、10階（11階建て）だが、通りには面していないので眺望は良くない。しかしミニダイニングとミニキッチンが付いていた。
ホテルLombardyは、「Foggy Bottom」駅に近く便利なのだが、部屋の設備に差が大きい。以前冷蔵庫もない部屋で、ビールを冷やすことも出来ず困ったことがある。今回は大変ラッキーである。もっとも電気ポットはなくガステーブルやＩＨヒーターもないので、コーヒーメーカーで湯を沸かすことになる。紅茶を飲むにも多少コーヒーの香りが残るのは、やむを得ない。設備を確認したところで、まだ元気が残っていたので買い出しに出かけた。地下鉄駅までの途中に「Whole Foods」がある。テキサス州オースチンに本拠のあるオーガニック・スーパーで、昨年Amazon.comに買収されている。
もちろん利用者にとって買収前と何かが変わっているわけではなく、地下に生鮮食品や缶詰、ワインなどが並んでいる。上階にデリカとキャッシャー、イートインコーナーがある。地下でビールを半ダースと上階でサンドイッチとバジリコスパゲッティを買った。外に出ると大男が「Veteranに寄付を」と書いたプラカードを持って立っている。ここも浮浪者の数は多く、公園にはテントも散見される。まあ３月に行ったパリのリヨン駅前の、「ゴミ箱アサリ浮浪者」の群れのようなことはない。ホテルに戻って冷蔵庫にビールを入れ、ひと眠りした。着陸前に機中で軽食を食べているのでお腹が減っているわけではない。眠いだけだ。
1500ころ眠り、1900に起きた。明日は800に「Foggy Bottom」集合である。書類（大してないが）を確認してシャワーを浴び、ディナーに取り掛かった。ビールはシェラネバダのエール、ハワイでもよく飲むのだが割とコクがあって好きなタイプである。サンドイッチは簡単なもの、足らなければスパゲッティを食べればいいから。疲れているせいか、350mlのビールで十分いい気持ち。
それでもスパゲッティをつまみに、もう１本呑みました。明日は長い一日になりそうですから･･･（意味不明）。
＜初出：2018.2＞
