いわゆる6カ国協議では、常に「カギを握るのは中国だ」と言われてきた。中国が問題解決に本腰を入れなければ、事態に大きな進展は望めないことは確かである。その中国が、条件付きにせよ北朝鮮の国体を変化させてもいいと考えるようになったとしたら「半島のカタストロフィ」がやってくるかもしれない。では、中国・北朝鮮以外の4関係国の立ち位置を見てみよう。
いわゆる6カ国協議では、常に「カギを握るのは中国だ」と言われてきた。中国が問題解決に本腰を入れなければ、事態に大きな進展は望めないことは確かである。その中国が、条件付きにせよ北朝鮮の国体を変化させてもいいと考えるようになったとしたら「半島のカタストロフィ」がやってくるかもしれない。では、中国・北朝鮮以外の4関係国の立ち位置を見てみよう。
ただでさえ不安定な朝鮮半島情勢だが、金正男暗殺事件以来その緊張感は1レベル上がったように思う。仮に北朝鮮側の犯行だとして、TOPが命じたか否かにかかわらずその行動様式は理解できる。同国は「国体の護持」を第一目標にしているから、現体制への脅威となる要素の排除は重要ミッションである。
史記や三国志をひもとけば、覇王の親族というのは覇王にとっての脅威である。地方の国を分け与えていた兄弟を呼び戻して殺してしまう、などという話は中国4000年の歴史では日常茶飯事である。とはいえ、ここまでアナクロな「国体」が21世紀に存在することの方が驚異だも思う。
カレーといえば「CoCo壱番屋」と思っていたのだが、最近緑の大きな看板に「日乃屋カレー」と書かれたものを目にするようになった。神田カレーグランプリで優勝したことがあり、「始め甘く、後で辛く」感じるカレールーが売りだと言う。会社概要を見てみると、資本金300万円の有限会社、従業員は20名、フランチャイズ含めて現在49店舗を首都圏に展開している。
「Cebit」は世界最大のICT関連カンファレンスであるが、今回目立ったのはドローンやロボット。レシプロ航空機が既定の空域を飛ぶ正確性や速度を競うエアレースというものがあるが、そのドローン版をするフィールドが設定されていて、2重のネットの中をうなりを上げてドローンが飛び交っていた。その付近では大小まちまち、いろいろな形状をしたドローンが展示され、商談が活発化している。
先日お台場の国際展示場で、ある国の展示ブースに行って会合をした。国内のイベントも久し振り、多分10年以上のブランクがあっただろう。その規模の大きさに驚いたものだった。適当な招待券を出したら、それは別棟の受付でないと入場券に替えられませんと言う。ぶつぶつ言いながら往復するだけで、20分以上ロスした。あげく受付のところで名刺を出したので、その興味のない業界のイベント案内が頻繁にくるようになってしまった。