Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

ハノーファーを食べる(2)

 滞在の2晩目、夕方5時というのに陽は高い。それでも時差の関係で眠くなってきたので、ホテルに戻って夕食とすることにした。今夜はロビーの軽食ではなく、勧められた隣のメルキュールホテルのレストランに行くことにする。ただ、そんなに重いものを食べられる胃の調子ではないので、何か軽めでドイツらしいものはないかとメニューを見る。

 
 目についたのはカレー・ブルスト。そういえば、NHK教育チャンネルの「旅するドイツ語」でベルリンッ子の軽食として、ケバブと並んで紹介されていたものである。焼いたソーセージを刻み、そこにカレー粉をふりかけ大量のケチャップを流し込んだもの。番組出演俳優前川さんが「レッカー!(うまいぞ)」と叫んでいた。

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 例によってドゥンケルをなめながら、やってきたウェイターにカレー・ブルストを注文した。ドゥンケルが半分くらいになったところで運ばれてきたのがこれ。NHKの番組で見たのとは違い、刻んでない。丸々一本のブルストである。かの番組によると、ブルストは皮あり・皮なしを選べるという事だったが、これは普通の皮つき。
 
 たっぷりの(というよりドボドボの)ケチャップが掛けられていて、カレー粉の有無は見た目では分からない。さらに、これでもかという量のフレンチフライ。ケチャップを付けながら、フライからいただくことにした。ケチャップソースの味は想像よりすっぱく、カレー粉の有無は食べても分からなかった。
 
 結局ソーセージに大きな差は無かろうから、決め手はソース。NHKの番組ではベルリンで有名な屋台チェーン「カレー・ブルスト36」は極めてうまいケチャップソースが人気だと言う。少しづつ、ソーセージを切りフライと混ぜながら食べた。
 
 重めのドゥンケルよりは、その後に頼んだピルスの方がカレー・ブルストには合ったように感じました。TV番組で見て、一度は食べて見たかったので満足しましたよ。
 
<続く>