Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

Lewers St. WAIKIKI

 ワイキキの西寄り、トランプ・タワーに近いところに"Lewers Street" がある。東側はロイヤル・ハワイアン・センター、西側がワイキキ・ビーチウォークで、どちらもショッピングもでき食事もできる。ロイヤル・ハワイアン・センターの西端、1階と2階には手軽な中華"P.F.Chang" がある。

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 何度か通い、辛めの料理で冷えた白ワインを飲んだ。銘柄は"Kendal Jackson"、カリフォルニア・ワインで手ごろな値段がいい。失礼ながら、常夏の気候では良く冷えた白なら外れはない。麻婆豆腐など辛いものを頼むと、ご飯がついてきた。これが必要なことは、食べてみるとわかる。辛さを中和するのはご飯が適当だったから。個々の料理の量も、適当である。
 
 総じて高めのワイキキにしては、お値段の方もまずまず。メニューも日本で食べる「中華料理」に近いものがある。ワイキキのハイアット・リージェンシーにある、シーフード・ビレッジというのも中華レストランだが、ここのメニューも和風中華だった。ワイキキはまだまだ日本人観光客向けのアーキテクチャになっているようだ。
 
 ワイキキ・ビーチウォークにも、個性的な店が並んでいる。レストランとしては鉄板&寿司、ハンバーガーのほか、有名なステーキハウスもある。1階に割合大きなスペースを占めているのが"Yard House"。世界のビールが100種類ほど飲めるというのが売りで、中に入るとスポーツバーのような雰囲気。

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 モニターに野球やバスケットボール、アメリカンフットボールなどが映し出されている。それを見ているかどうかはわからないが、みんなビールジョッキを掲げてわいわいやっている。店名の由来は、高さ1ヤードのジョッキ(というかグラス)でビールを出していたからという。今でも飾ってあったが、トランペットをさかさまにしたような形状だった。飲みにくそうではある。
 
 世界のビールということで、家内はエール、僕はヴァイツェンを頼む。味は、ドイツ以外で飲むものとしてはまずまず。しかし、でてくる料理の量が半端ではない。何種類か食べてみたいのだが、2人で2皿が限界だったし食べ切れなかった。そういう場合は「お持ち帰り」もできるので、ホテルで電子レンジにかければ缶ビールのツマミになる。
 
 目の前でシーフードやステーキをアクロバティックに焼く"Tanaka of Tokyo" やアランチーノのようなイタリアンなどレストランは一杯あるが、僕らはこの2軒のような気取らないお店があるこの通りが好きだ。
 
<初出:2016.10>