Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

ワンコインランチ(松屋)

 いわゆる牛丼チェーン3社(なか卯も入れれば4社か)の中で、一番足が遠のいているのが「松屋」。「吉野家」は株主優待券を持っているので、年間20回は行っていてもおかしくない。「すき家」は若いころ、職場の前にあったのでよく行った。「なか卯」は今の職場に近い。

 
 「松屋」は品川駅南で慌ただしく昼食をとった時と休日に中目黒駅前で寄っただけだから、生涯でも4~5回くらいしか利用していない。東京駅八重洲にもあるのだが、その側に「小諸そば」があるので、そちらに入ってしまうのである。それが今回例のBook-offめぐり中、茅ヶ崎でふと見つけてランチにすることにした。
 
 「松屋」の牛丼は大都市圏と地方で二重価格であることが特徴である。首都圏・愛知県・大阪府では「プレミアム牛めし」として380円だが、その他の地域は「牛めし」320円。他のチェーンが全国一律の価格体系なのに、大都市圏とその他の物価等を考慮している。「松屋」は牛丼チェーンの中ではカレーに注力していて、ある意味カレーチェーンと言ってもいいかもしれない。しかし、「CoCo壱番屋」「GoGoカレー」「日乃屋」などに比べると、単価は低い。ちょうどいい機会なので、10年以上ご無沙汰だったカレーを食べてみよう。

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 不思議なのはカレーライスに味噌汁が付いてくること。ある人は「これが差別化要因」というが、カレーと味噌汁が合うかと言うと自身がない。ちゃんと蓋も付いてきて、とうふやワカメの具も入った立派な味噌汁ではあるのだが。
 
 少しお腹が空いていたのでこれは大盛り(480円)、並盛りだったらプレミアム牛めしと同じ380円である。福神漬けが乗っかっている以外はご飯とカレーソースだけのシンプルなもの。具らしいものは見当たらない。メニューに2つの赤い唐辛子マークが付いていたから「中辛」くらいのつもりでいたら、結構辛かった。
 
 辛さばかりが舌に残り、美味しかったかと言われても答えようがありませんでした。昔からこんなに辛かったか自信がありません。サラダとか、ソーセージ、卵などを添えたりトッピングしたりするべきだったかもしれません。
 
<初出:2018.10>