大分涼しくなってきて、温かいランチが食べたくなってきた。トシの割にはヘビーな会議が続いたので、少し重めの昼食もいいかなと思う。会議室でしゃべっているだけなのだから大して運動量はないはずだが、脳（特に英語をつかさどる部分）が汗をかくような会議／会合だと、体重が減ることは再三経験している。
霞ヶ関からの帰り新橋駅まで歩いてくると、ＳＬ広場で古本市をやっていた。年に４回ほど、月末に数日開かれるようだ。何軒か冷やかしているうちに、お腹が空いてきた。ＳＬ広場の南の駅前ビルの一角に「かつや」が入っている。今日は上記のような事情なので「小諸そば」の前を素通りし、トンカツにしよう。平日限定のお得ランチは何種類もあるが、ワンコインは３種類だけ。すでに、かつ丼（トン汁付き）とカツカレーは経験したので、今日は最後のメニュー「ソースカツ丼」を食べる。
「ソースカツ丼」なるものは、あまり食べたことはない。いつごろから飲食店で提供されるようになったのかも分からない。ご飯の上にキャベツの細切りを乗せ、その上にトンカツを乗せ、少し甘めのとんかつソースをかけてある。トン汁は少しぬるめで味も薄め、でも嫌いではない。トンカツは熱々、肉厚でジューシーだ。申し訳ないが、「××そば」のカツ丼とはレベルが違う。
キャベツは少々細切り過ぎ、歯ごたえが感じられない。ご飯は少し柔らかすぎのように思った。ご飯とトンカツ、キャベツが別もリに出てきたら「ロースカツ定食」なのだろう。それとどう違うか？丼にした場合、ソースがご飯にも少しかかる点が違うだけではないか？などと考えているうちに、完食。
平日限定ワンコインランチ、３種類食べてみましたがやっぱり普通の「かつ丼」が一番ですね。半熟の玉子でとじられたタマネギの方がキャベツより合うし、だし汁がしみたご飯も美味しいですから。
＜初出：2017.10＞
