休日、また茅ヶ崎のBook-offにやってきた。しばらく前に内装を変え棚割りも変わってから、僕の好みの本は少なくなった。２～３年前に初めて行った時にはエラリー・クイーンの諸作があったり、ずいぶんお世話になったものだったが、残念である。
それでまた昼食をどうしようかと考えた。お腹は空いているものの、松乃屋のとんかつとか、日高屋の中華定食を食べるのは重すぎる。かといって、箱根そば程度では治まらない。決めきれないうちに駅の改札口に向かってアトレの中に入っていった。そこで見つけたのが、改札階と同じ３階にある「丸亀製麺」。
そういえば一度だけ、羽田空港で食べたことがあったなと思い出した。多分10年は前だが、あの時は飛行機に乗る前に何かかき込もうとしただけで、味わってなどいない。いい機会なので、今日食べてみよう。
カウンターの最初で麺を注文して受け取り、その後好みのトッピングや稲荷ずしなどをとって最後でお会計というシステム。はなまるうどんもそうだったが、ひょっとするとこちらが最初かもしれない。確かに10年前からそうだった。
今回選んだのは、ざるうどんの1.5玉（390円）に、野菜かき揚（130円）。薬味のショウガときざみネギは最後に入れる。空いていたカウンター席に座って、食べはじめた。うどんは太めで、歯ごたえがある。つゆは関東風、僕にはちょっと辛いかな。かき揚げの具に特に変わったところはないが、揚げ立てに近く温かくてボリュームがある。揚げ物をつゆに浸すと、つゆが少しマイルドになる。
なかなか満足できるワンコインランチ（除く税金）でした。これからも、時々利用してみましょう。寒くなったら釜揚げうどんなどもいいですね。
＜初出：2018.9＞
