３月29日、30日の２日間、慶應大学の三田キャンパスで「第六回サイバーセキュリティ国際シンポジウム」が開催された。慶應に加えて笹川USAも主催に名を連ね、多くの外国人も登壇／参加する大イベントである。業界の人が多く参加するというので、僕ものぞいてみることにした。パンフレットによると、両日午前中のメイン会場での講演やパネルディスカッションは同時通訳付き、午後小会場に分かれてからは日本語だけのセッションと英語だけのセッションになるようだ。
サイバーセキュリティはごく狭い領域の専門家のもの会合だったのだが、昨今は文系を含めた幅広い学者や、産業界、官界も巻き込んだ大テーマになりつつあるのが今回実感できた。慶應義塾大学も塾長さんや常務理事が挨拶に立つし、英国やイスラエルの大使のスピーチもある。日本政府からは局長クラスが出てきてパネルディスカッションをしている。
来月もワシントンDCの出張が控えているので、耳を慣らす意味でも英語で聞くべきなのだが、長続きせずついレシーバーに手を延ばしてしまう。午後は日本語セッションだけにしようなどと、怠惰なことを考えているうちに昼食時間になった。
とても３月とは思えない初夏のような陽気で、キャンパスのソメイヨシノも満開である。久しぶりにキャンパスを歩いてみると、そこかしこに「入学受付」はこちらとの立てカンバンがある。決して広くないキャンパスだが、こんなところで学べる学生は幸せだろうなと思う。
https://www.keio.ac.jp/ja/about/campus/mita.html
南の正門から入ると近代的な建物が目立つのだが、田町駅寄りの東門方面では門の建物含めて古式ゆかしい建物に出会える。特に東門を入ってすぐのところにある「図書館旧館」は、関東大震災にも耐えたという伝統あるもの。残念ながら現在は修復工事中で、上記ＵＲＬに見られるような写真は撮ることができない。画像は東門を内側から、ソメイヨシノを前景に撮ったもの。サクラは卒業／入学の歳時記である。
軽い昼食は食べたので、そろそろ会場に戻りましょうか。日本語セッションに足が向くのはしかたないとして。
https://www.keio.ac.jp/ja/about/campus/mita.html
南の正門から入ると近代的な建物が目立つのだが、田町駅寄りの東門方面では門の建物含めて古式ゆかしい建物に出会える。特に東門を入ってすぐのところにある「図書館旧館」は、関東大震災にも耐えたという伝統あるもの。残念ながら現在は修復工事中で、上記ＵＲＬに見られるような写真は撮ることができない。画像は東門を内側から、ソメイヨシノを前景に撮ったもの。サクラは卒業／入学の歳時記である。
軽い昼食は食べたので、そろそろ会場に戻りましょうか。日本語セッションに足が向くのはしかたないとして。
＜初出：2018.3＞
