Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

あるべきこととできること

 数年前から世界の政治的地図がどんどん入れ替わって、不安要素が増えてきている。あまり変化がなく長期政権になっているドイツや日本は比較的安定しているのだが、熱狂的な支持を受けて誕生した政権には不安が多い。その代表はもちろんトランプ政権なのだが、お隣の韓国文政権も北朝鮮問題を除いてもけっこう危うい。

 
 
 によれば、机上の空論を重視するあまり、
 
・大学入試再編案でつまづき、
脱原発で、高いLNGへ乗り換えて韓国電力を赤字(半年で1兆ウォン)にし、
・アフターファイブがある生活で週52時間労働にして「アフターファイブに別の仕事」を招き、
最低賃金引き上げで企業を倒産させ、失業を増やした。
 
 というわけである。別の記事では、韓国の青年が日本で就職したがっていて、(反日のはずの)政府もこれを後押ししているという。日本では人手不足だし、就職協定廃止の議論も巻き起こっていて、「そんなに面倒なら、日本人じゃなくて外国人を雇えばいい」と思っている経営者もいるだろう。韓国青年は、日本経済にとってもWellcomeだ。
 

    f:id:nicky-akira:20190512131243p:plain

 

 前の朴政権が大企業寄りだったこともあって、熱烈な支持を集めて誕生した文政権だが、このところ支持率は低落傾向。それでもまだ半分近い支持率なのが不思議なくらいの失政ぶりである。
 
 政治の世界ではあるべきことと出来ることには差があり政策には限界がある。それを越えた公約をして一時期政権を取ったとしても長続きはしないわけだ。これを反面教師として、日本の政治にはあるべきことを標榜しながら、どこまで出来るかに努力する地道さを求めたいと思います。
 
<初出:2018.9>