今年もできるだけ遊んだ。特に、フランクフルトへの2度の滞在旅行は素敵だった。何しろ青い日系航空会社が、2往復/日を飛ばしてくれるのは大変便利。以前は乗り継ぎ空港と考えていたのが、街にも十分魅力があることがわかっておすすめの旅行先になった。今年から独断で「Best Hotel of the Year」を選ぶことにして、栄えある初回の王者は、「Adina Apartment Hotel Frankfult Neue Oper」に決定!
フランクフルト中央駅から、200mくらいのマイン川沿いにあり、旧市街の入り口巨大ユーロモニュメントに近い立地である。1ベッドルームでキッチンも整備されていて、長期滞在もできそう。バスルームには洗濯機や乾燥機もあり、洗濯は大変便利。もともとドイツには温水暖房器が常設されているので、そこに掛けておくと洗濯ものは直ぐに乾いてしまう。その上、乾燥機まであるのだから、至れり尽くせりである。(先日のジュネーブのホテルではこの暖房器がなく、がっかりした。あそこはフランス語圏)
中央駅からはトラムで2~3駅ほど、Uバーン(地下鉄)でひと駅と交通も便利だった。難を言えば、スーパーマーケットがちょっと遠いこと。激安スーパーALDIは旧市街の反対側だし、近くのREWEは品揃えに不満がある。
高層階に限ってだが、マイン川の眺めは素晴らしい。遊覧船や貨物船が行きかい、この川が輸送の動脈であることを示している。ポントゥーンを渡る人影も、なんとなく楽し気に見える。訪れたのは初夏だったので、夕方9時を過ぎても明るい。
設備の整ったキッチンで料理を作ってもらい、ドイツのビールとワインを楽しめました。初年度の「Best Hotel」に乾杯です。
<初出:2017.12>