Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

バンクーバーを呑む

 農業大国カナダで肉を中心に食べると言うのが、今回の大きな目的。しかしそれに付随して何を飲みますか、というのが僕ら夫婦にとっては必須の関心事項である。どんなお酒があるのか、高いのか安いのか、お値打ちなものは何か、お値打ちなお店はあるのかなどなど、現地調査が絶対なので今回は偵察旅行と言ってもいい。

 

          f:id:nicky-akira:20190503145740p:plain

 
 例えば、シンガポールはお酒が高い。特に高アルコール濃度のものだと、懲罰的な税率が掛かるようでバカ高い。いっそ空港免税店で買おうかとか、家から焼酎を持っていこうかなどと考えたくらいだ。また台湾は、現地の紹興酒があまりおいしくない。最近氷砂糖を入れて飲むようにして、少しは緩和されたが。
 
 まずスーパーマーケットなど普通のお店で探すと、どこにもアルコール類は置いてない。コンビニにもなく、スーパーのイートインコーナーにも「お酒持ち込み禁止」と書いてあるくらいだから、酒類を売ってくれるのはライセンスのある専門店だけということらしい。
 
 コンドミニアムから2ブロックのところに、サットンというホテルの中の店だがワインショップがあってそこでビールを買い、前半のワインを買った。ビールは1パイントで$2強、まあリーズナブルなお値段。地元グランビルアイランドのペールエールと、スタンレー公園のエールを6本づつ買った。ワインはまあ高い方だろう、$15くらいは普通にする。地元のワインといっても特に安いとは思えず、チリやスペインのワインを買ってきて、ステーキに合わせた。
 
 僕は若いころの一時期好んでカナディアンウィスキー(ライ麦)を飲んでいたこともあって、ロイヤルサルートという種類のハーフボトルも買って食後酒にした。滞在後半にお酒の品揃え豊富な安売り店を見つけ、ワインを何本か買った。物価が高いと言うバンクーバーだが、探すとそれなりのお店はあるということだ。

    f:id:nicky-akira:20190503145834p:plain

 
 下の写真は最後のディナーで飲んだ、スタンレーパーク製のエールとアルゼンチンの赤ワイン。滞在6泊でビール12本、ワインが7本、ウィスキーが1/2本という結果だった。往時よりは節制して呑んでいるつもり。少しでも長く呑み続けたいのだから。さあ、明日は帰国です。 
 
<初出:2018.7>