Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

函館でもSUICA

 冬は沖縄の宜野湾、夏は北海道函館、というのが当家の避寒/避暑パターン。慣れてきて、第二第三の我が家のような気もしている。とはいえ問題はあって、現地でバスやトラム、モノレール等に乗るのにSuicaが使えなかったこと。ソウル、台北、香港、シンガポールから果てはワシントンDCに至るまで、ICカード乗車券を使っている僕としては、国内はせめて・・・と常に思っていた。


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 しばらく前に沖縄のバス会社(4社)のバスで、OKICAというモノレール用のICカードが使えるようになった。これはSuicaとは互換性はないとはいえ、小銭いらずという利点は同じである。あとは函館でと思っていたら、今回市電とほとんどのバスでSuicaが使えるようになった。これで旅行に行く前に、小銭をためる必要はなくなった。
 
 そこで今回は、函館空港に着いて最初に公共交通マップを探した。市電の路線は2つしかないので、かなり以前に全部乗ってしまっている。当然路線は頭に入っているのだが、バスは路線も多く鉄路がないので現地で確認しづらい。
 
 このマップをながめながら、今回の旅行のエクスカーションを考えた。停留所はもちろん路線番号や主な路線/停留所の時刻も載っている。これまで行きたくても行けなかったところや、場所がよくわからなかったところがいくつかあった。
 
 定宿であるガーデンハウスCHACHAは、チャチャ登りという急坂の上にあって、市電通りからはかなりの上りになるのだが、近くのロープウェイ乗り場まで駅前から循環バスが1時間に3本来ているのが分かった。これなら重い荷物を持って宿に戻るのも苦ではなくなる。しかもどこで乗って、どこで降りても210円なり。もちろんSuicaを乗降時にタッチするだけ。
 
 市電もこれまで整理券をとり、降車時に小銭を数えていたのが、その面倒さはなくなった。それでも実際に乗ってみると、今でも整理券を取っている人の方が多い。しかし徐々にICカード化していくことは間違いないだろう。市電やバスを乗り継ぐ時に、時間制限はあるのだが乗り継ぎ割引が最大160円あるということだから。
 
 さて今回はバスや市電を乗り継いで、いろいろ見て回りますよ。
 
<初出:2017.9>