Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

ブギスの四川豆花飯荘(後編)

 以前ワイキキの"P.F.Chang" というレストランで辛めの料理を頼むと、ご飯がついてきた。まだワインを飲んでいるのにといぶかったが、辛い料理にはご飯を合わせるといいのがわかった。さて前回ご紹介したマーボ豆腐だが、確かにメニューにはとうがらしマークが4つついていた。最高の辛さということだがご飯ももらってなんとかなる、と思ったのが間違いのもと。
 
 ヒーヒー言いながら帰ったが、翌日になるとリベンジをしたくなった。そこで翌夕食も、もう一度同じ店に出かけた。ただ、今度はとうがらしマークに気をつけることにした。ちなみにこの店のパフォーマンスで有名なのは、太極拳のような服装のお兄さんがアクロバティックな体のこなしをしてお茶を注いでくれること。びっくりするだけで、特に味が変わるわけではないが。

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 お通し代わりに出された煎餅のようなもの(写真の左端)でビールを飲みながら慎重にメニューを選び、一皿目は「ホタテとアスパラの炒め物」を選んだ。とうがらしマークはひとつ。ふんわりとしたホタテとシャキシャキしたアスパラに、XO醤がからめてある。これはいけると紹興酒がススミ、さて二皿目はどうしようかと考える。

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 結果はこれ。そろそろウシを食べたいな、と思ったので「牛肉の黒コショウ炒め」。これはとうがらしマークはなし。それでもコショウが効いていて、結構辛い。牛肉が柔らかく、野菜ともマッチしていて日本人にはうれしいメニュー。紹興酒も美味しくて、この日は満足して帰りました。僕は「哺里の紹興酒」より、こちらの方が好き。
 
<初出:2016.8>