ある業界団体では、木材自給率50%(政府目標:現在のおおむね倍)を達成した場合の試算をしている。木材は3つの分野の分けることが出来る。個々に見ていくと、
◆製材 2009年の国産材需要1,058万㎡ ⇒ 2020年の国産材需要2,180万㎡
自給率 41% 自給率 63%
◆合板 2009年の国産材需要 198万㎡ ⇒ 2020年の国産材需要 590万㎡
自給率 24% 自給率 62%
◆パルプ 2009年の国産材需要 503万㎡ ⇒ 2020年の国産材需要 1,460万㎡
自給率 17% 自給率 39%
結果としての経済効果は1.3兆円、新しく7.9万人の雇用を生むと言っている。2020年の新規住宅着工を80万戸とみていたり、パルプ・チップの需要量を10年あまりで3割近く増えると仮定していて、楽観的ではないかとも思うが、ひとつの予測ではある。