Cyber NINJA Archives

2016年からの旧ブログを整理・修正して収納します。

沖縄そばとジューシー

 20年も前だろうか、初めて沖縄に行き「そば」というものを食べた。内地の蕎麦とはまるきり違い、どちらかというとうどんのような外観、食感は固めのきしめんのようだ。スープは薄めのかつおだしで、悪くない。それでも、固すぎて食べられないという人もいた。また、水が美味しくないと感じた。それきり、沖縄に行く機会も沖縄そばを口にすることもなかった。

 
 ある時仕事で那覇に2泊して、少し空いた時間に街を歩いて沖縄も悪くないなと感じた。それから毎年欠かさず、時には2回/年旅行するようになった。「沖縄そば」も何回か食べたし、ジューシーという炊き込みご飯も味わった。
 
 今回、宜野湾コンベンションシティというショッピングモールのフードコートでこれらを食べてみた。まーさん屋という店でメインは沖縄そばだが、トンカツ定食・煮魚定食・鶏唐揚げ定食などもある。驚いたことに定食全てに(ハーフポーションとはいえ)そばが付いてくる。
 
 そばもプレーンのほか、テビチ(豚足)をのせたり、ソーキ(豚アバラ)をのせたものもある。とにかく沖縄の人は豚をよく食べる。内臓は中味汁にいれたり、耳はミミガーというおつまみにしてしまう。地元の市場では、豚の顔(お面みたいなもの)が吊るしてあったりする。ここは東南アジアだよね、と思う。沖縄では、豚の鳴き声以外は全部食べるとも言われている。
 

    f:id:nicky-akira:20190413164325p:plain

 テビチもソーキも捨てがたいのだが、選んだのは野菜そば。もやしやキャベツ、豚肉を炒めたものをそばの上に乗っけてある。海鮮ものは含まれていないが、長崎ちゃんぽんのようなものと思えばいい。付け合わせはジューシー、雑炊のことだという。全体としては、中華料理屋の「半ちゃんラーメン」のようなボリュームランチだ。
 
 やはりそばは固いし、ジューシーは味が濃い。それでも1回の訪問で一度は食べておきたいものです。